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昨日は大井記念。
南関東の調教師の中で、最もSamsonが懇意にさせていただいている冨田調教師のところから、マルカカイゼルが出走するということで、久々にカンカン場の方へ足を運びました。
今回ばかりは、いつもと違って、それなりに勝機があっての出走だけに、期待はしていたのですが――結果は惨敗。勝負どころで前が詰まったのが痛かったか?!
レース後も、いつものように飄々としてはいましたが、首を捻ってみせたあたり、冨田センセイもちょっと悔しかった模様です(笑)。
一応の談話――
「勝負どころで前が詰まる形になってしまい、大きく外を回されることになってしまいましたが、それでなくとも、今日のような一線級のメンバーが相手になると、力が足りないのでしょうね。次走についてですが、未定です。来週の地元(浦和)開催は、さすがに回避するつもりです。折角、A1に上がってきたんですから、これから先は、馬の適性を考慮して出走させていきたいと思っております」
適性を考慮しながら――って、なんか普通の調教師みたいな発言なんですけど(おい)。
さて、勝ったマズルブラスト。
実はSamsonが以前からプッシュしているホワイトマズル産駒ですね。
ほんとにホワイトマズルは、サンデーサイレンスほどじゃないのかも知れませんが、色々なタイプの馬を出します。
極端な話、オンユアマークと今は亡きフレアリングマズルの2頭を並べたら、同じ父を持つ競走馬には、見えないですもん。
これも一応、川島(正)調教師の談話から――(かなり略しております)
「今日は、トーセンジョウオー、マズルブラスト、シーチャリオットの3頭とも良い状態で出せたと思います――勝ったマズルブラストについては、張田騎手が、インコースでじっとガマンしてラクにラクに競馬をさせてくれたのが勝因に挙げられるでしょう。最後は脚色も違いましたよね(笑)。次走については、馬主さんとの相談になりますが、帝王賞を使いたいと思っております」
そういや、案外、川島(正)師と、冨田師って、装鞍所からカンカン場に戻ってくるまでの行動パターンが似ているんですよね。
ただ、川島センセイの場合は、その合間にマスコミの取材が、次々と入ってくるわけですけど(笑)。
あ、そうそう、馬を連れてきていた境町トレセンの人たちも元気にやってました。
最近は、境町の馬が、結構走るものだから、大井本場や小林分場の(外厩を利用していない)調教師や厩務員連にだいぶニラまれているみたいですけど。
馬主さんの立場からすれば、境町の外厩だったら、預託料20万円~25万円くらいなのに対して、大井の厩舎だったら、ヘタをすると倍近く取られますから、当日輸送のハンデ等のデメリットを考慮に入れても、境町を選択するのは、大いにありえることでしょう。
だいたい、飼料なんて似たようなものだし、調教メニューはやっていることは同じ。さすがに坂路やウッドチップコースは無いですが、それは本場も同じ。
となると人件費が安く済んでいるということなんでしょうか?
それはともかく、確か高崎競馬をやっていた頃は、預託料って、だいたい16万円前後だったと記憶していましたから、ヘタをすると今の方が経済的に恵まれているのでしょう。
それを思うと、少しフクザツな気分になりますね(苦笑)。