2007年春、起動!
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先日のボクシングだか何だか分からない試合を巡り、切腹するしないとかの騒ぎが持ち上がっているそうですが、自分自身もその昔、「腹を斬る!」と啖呵をきった覚えがある為、正面切って茶化せないというか、なんともフクザツな心境なのですよ。
で、その原因というのが、写真のゼッケン。
これが使われた時点で、既に宇都宮競馬の廃止が決定していたんですけど、せめて生き残る競馬場の為の「先例」を作るべく、主催者にゴリ押しをして実現させたというシロモノ。
ゼッケンに広告を入れて、少しでもお金になれば――って感じですね。
ただ、栃木の場合、県の条例などで、露骨な広告が出せない状態だったので、グレーゾーンをついて、こういう形に。
時間と権力があれば、県議員に働きかけて、条例を変えて――とかも出来たのかも知れませんが、当時の私には、そういったものはこれっぽっちも無く、これが精一杯でした。
周囲の同業者には、「(そんなことをやったって)意味が無い」と一笑に付されましたし、当時、観戦にきていただいた方にとっても、特にこれといって気に留めることも無かったかも知れません。
ただ、何せ、グレーゾーンにあるものですから、県の上層部の取り様によっては、「クロ」とでも「シロ」とでも判断できるわけで……。
そうなると、当時栃木県公営競技課の中でも、私や周辺の人物に対して協力的だった――つまり主体となって、このアイディアを推し進めた人達に、何らかのお咎めが下る可能性もあったのも事実。
公務員の世界っていうのも、その実情は、案外、ドロドロしているみたいで、どっかで読んだコラムによれば、些細なミスでも定年退職するまで、それどころか、退職しても一生に渡り、ついて回るそうなのです。その意味では、民間の企業よりエゲツない部分があるのかな、という気がします(どっちにも勤めたことが無いので、なんともいえませんが)。つまり、中央省庁で局長や事務次官に上り詰める人物ってのは、ミスをしたことがない、しても表ざたにならないように上手く処理してきたってことなのでしょうね。つまり、彼らに「ミスをする」という概念自体が信じられないのかも知れませんね。
――おおっと、だいぶ話がそれてしまいました。
普段、私というか、競馬を伝えるメディアの側にいる人間というのは、常に主催者サイドとせめぎ合って、日常としているわけですが、どっちかつーと、メディアサイドは割と上段構えから、意見を申すというか、「やれ!やれ!」とけしかけてばかりというケースが多いと思うのです。
実際、ムカつくくらい「お役所仕事」しているところも多いし、どーしょーもない主催者ほど二言目には「公正保持」を持ち出すしねえ……それはさておき、それでいざ、自分の主張どおりに現場サイドの人が行動した結果、上層部に処分されるという事態になった場合、どうするつもりなんだろう?という気がするのも確か。
それで知らん振り――っていうのは、その、ねえ、個々の立場というものがあるし、ナンともいえないですけど、それは人としてどうなのか、と……。
極端な話、クビ(か、それ同然)にまでなっちゃった場合、自分に責任が取れるのか?!と問われると、ハッキリ云って、ツラいものがありますよ……ね。
じゃあ、だからといって、ただ無難にやっていればいいのか?といえば、そうもいかない。っていうか、それじゃ、殆ど意味がないじゃん!の世界。
ましてや、徒手空拳、恐ろしいほど実績も無い自分が、大きな組織に動いてもらおうと思えば、自分の命を張るしかないでしょう?
このゼッケンの件、何かあったら、ホントに栃木県庁で切腹するかどうかは別にして、自決する腹づもりではありましたからね(スイマセン、実はあわよくば副知事か総務部長あたりと刺し違え、というのも考えてました)。
ただ、このあたりに関しては、後日、某編集者から「キミみたいなのが居たら、そりゃ栃木県だって、恐くなって競馬場潰したくなるわ」と、叱られてしまいましたが(苦笑)。
「ハラを斬る!」と啖呵を切るというのは、別にして(普通、誰だってハラキリなんてしたくねーよ。それに切腹って、介錯する人いないとキツいらしいし)、それくらいの精神性は欲しいですよね。
件の父子にしても、果たして、どういうつもりだったのか、そこまで云っていた割には、反則もお粗末。
切腹宣言しているくらいなら、もっと堂々とドツキ合うなり、ルールギリギリの汚い技を連発するなり、たとえ反則するにしても、もう少し巧妙に出来なかったものなのか?と。
その後、父子ともども更生して、「ゴキブリ、またオレと勝負せいっ!」というところまで来れば、それはそれで面白いんですが(このあたり、私、スポーツマンシップとは遠いところにいますんで)。
是非ともここは、3人で空拳道に入門して鍛えなおしてもらうというプランはいかがでしょう(おい)?
もはや一線を退いた身なので、戯言になりかも知れませんが、とりあえず、締めとしては――
みんな、命、懸けてる?
――ということで。
で、その原因というのが、写真のゼッケン。
これが使われた時点で、既に宇都宮競馬の廃止が決定していたんですけど、せめて生き残る競馬場の為の「先例」を作るべく、主催者にゴリ押しをして実現させたというシロモノ。
ゼッケンに広告を入れて、少しでもお金になれば――って感じですね。
ただ、栃木の場合、県の条例などで、露骨な広告が出せない状態だったので、グレーゾーンをついて、こういう形に。
時間と権力があれば、県議員に働きかけて、条例を変えて――とかも出来たのかも知れませんが、当時の私には、そういったものはこれっぽっちも無く、これが精一杯でした。
周囲の同業者には、「(そんなことをやったって)意味が無い」と一笑に付されましたし、当時、観戦にきていただいた方にとっても、特にこれといって気に留めることも無かったかも知れません。
ただ、何せ、グレーゾーンにあるものですから、県の上層部の取り様によっては、「クロ」とでも「シロ」とでも判断できるわけで……。
そうなると、当時栃木県公営競技課の中でも、私や周辺の人物に対して協力的だった――つまり主体となって、このアイディアを推し進めた人達に、何らかのお咎めが下る可能性もあったのも事実。
公務員の世界っていうのも、その実情は、案外、ドロドロしているみたいで、どっかで読んだコラムによれば、些細なミスでも定年退職するまで、それどころか、退職しても一生に渡り、ついて回るそうなのです。その意味では、民間の企業よりエゲツない部分があるのかな、という気がします(どっちにも勤めたことが無いので、なんともいえませんが)。つまり、中央省庁で局長や事務次官に上り詰める人物ってのは、ミスをしたことがない、しても表ざたにならないように上手く処理してきたってことなのでしょうね。つまり、彼らに「ミスをする」という概念自体が信じられないのかも知れませんね。
――おおっと、だいぶ話がそれてしまいました。
普段、私というか、競馬を伝えるメディアの側にいる人間というのは、常に主催者サイドとせめぎ合って、日常としているわけですが、どっちかつーと、メディアサイドは割と上段構えから、意見を申すというか、「やれ!やれ!」とけしかけてばかりというケースが多いと思うのです。
実際、ムカつくくらい「お役所仕事」しているところも多いし、どーしょーもない主催者ほど二言目には「公正保持」を持ち出すしねえ……それはさておき、それでいざ、自分の主張どおりに現場サイドの人が行動した結果、上層部に処分されるという事態になった場合、どうするつもりなんだろう?という気がするのも確か。
それで知らん振り――っていうのは、その、ねえ、個々の立場というものがあるし、ナンともいえないですけど、それは人としてどうなのか、と……。
極端な話、クビ(か、それ同然)にまでなっちゃった場合、自分に責任が取れるのか?!と問われると、ハッキリ云って、ツラいものがありますよ……ね。
じゃあ、だからといって、ただ無難にやっていればいいのか?といえば、そうもいかない。っていうか、それじゃ、殆ど意味がないじゃん!の世界。
ましてや、徒手空拳、恐ろしいほど実績も無い自分が、大きな組織に動いてもらおうと思えば、自分の命を張るしかないでしょう?
このゼッケンの件、何かあったら、ホントに栃木県庁で切腹するかどうかは別にして、自決する腹づもりではありましたからね(スイマセン、実はあわよくば副知事か総務部長あたりと刺し違え、というのも考えてました)。
ただ、このあたりに関しては、後日、某編集者から「キミみたいなのが居たら、そりゃ栃木県だって、恐くなって競馬場潰したくなるわ」と、叱られてしまいましたが(苦笑)。
「ハラを斬る!」と啖呵を切るというのは、別にして(普通、誰だってハラキリなんてしたくねーよ。それに切腹って、介錯する人いないとキツいらしいし)、それくらいの精神性は欲しいですよね。
件の父子にしても、果たして、どういうつもりだったのか、そこまで云っていた割には、反則もお粗末。
切腹宣言しているくらいなら、もっと堂々とドツキ合うなり、ルールギリギリの汚い技を連発するなり、たとえ反則するにしても、もう少し巧妙に出来なかったものなのか?と。
その後、父子ともども更生して、「ゴキブリ、またオレと勝負せいっ!」というところまで来れば、それはそれで面白いんですが(このあたり、私、スポーツマンシップとは遠いところにいますんで)。
是非ともここは、3人で空拳道に入門して鍛えなおしてもらうというプランはいかがでしょう(おい)?
もはや一線を退いた身なので、戯言になりかも知れませんが、とりあえず、締めとしては――
みんな、命、懸けてる?
――ということで。
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